お受けできない症状について
当院の誠実な方針として、対応できない症状は明確にお断りします。
当院では、はり師・きゅう師・柔道整復師の三資格と、院長自身の研究データに基づいて、「証拠があるから対応できる症状」と「証拠がない症状」を区別しています。
「何でも対応できます」と申し上げることは、かえって患者さんへの不誠実だと考えています。
このページでは、当院でお受けできない症状について、理由とおすすめの対応先を率直にご案内いたします。
命に関わる可能性のある症状
緊急医療機関を最優先してください。当院では一切お受けできません。
| 症状 | おすすめの受診先 |
|---|---|
| 嘔吐を伴うめまい・激しい頭痛 | 救急外来・脳神経外科 |
| 突然の感覚消失・しびれの拡大 | 救急外来・神経内科 |
| 突然の運動麻痺・脱力 | 救急外来・脳神経外科 |
| 胸痛・呼吸困難 | 救急外来・循環器内科 |
| 高熱と激しい腹痛 | 救急外来・内科 |
これらの症状は、脳卒中・心筋梗塞・重篤な感染症など、時間との勝負となる病気の可能性があります。鍼灸院や接骨院に来られている時間がもったいないので、ためらわずに救急医療を頼ってください。
効果が見込めず、お受けできない症状
過去の臨床において、再現性ある改善実績を確認できておりません。お時間とお金を無駄にしていただきたくないため、お受けしていません。
発症から3ヶ月を超える突発性難聴・耳鳴り(後遺症)
急性期と異なり、内耳の状態が固定化されている可能性が高く、当院での施術で改善実績を確認できていません。
→ 耳鼻咽喉科・大学病院耳鼻咽喉科・補聴器相談室をご検討ください。
神経信号が遮断されているような陳旧性の感覚消失・運動麻痺
神経損傷から長期間経過した症例に対し、鍼灸でアプローチできる範囲を超えていると判断しています。
→ 神経内科・整形外科・リハビリテーション科をご検討ください。
末期の変形性膝関節症(手術適応)
人工関節などの手術が必要な状態と判断される場合、鍼灸では症状の根本対応はできません。
→ 整形外科での手術相談をお勧めします。
(ただし、手術前の体調管理として鍼灸を併用することは可能です)
がん・難病・精神疾患の主訴
これらの疾患を「治す」目的での鍼灸は当院では行いません。医師の管理下での補助的なケアとしてのご相談は、個別にお話を伺います。
→ それぞれの専門医療機関にご相談ください。
事業方針として、現在お受けしていない症状
過去には対応していたものや、技術的に可能なものも含まれます。
美容鍼灸
事業ポートフォリオの整理に伴い、新規受付を停止しています。
小児はり
事業方針として新規募集を停止しています。
(既にお越しの患者さんは引き続き対応いたします)
逆子の鍼灸
逆子に対する鍼灸(至陰穴のお灸など)は伝統的に行われており、当院でも以前は対応しておりました。
しかし、近年(特にコロナ禍以降)の臨床において、当院では以前のような改善率を確認できなくなっています。原因については現在も検討中ですが、確実な効果をお約束できない以上、お時間とお金をいただくことは控えるべきと判断し、現在は新規での逆子施術を承っておりません。
→ 産婦人科での外回転術や、出産方法のご相談をおすすめします。
「効果が出ない」と判断したときの当院の対応
当院では、対応可能と判断してお受けした症状であっても、施術を進めるなかで「効果が出ない」と判断することがあります。
判断の目安
- 急性症状:2〜3回の施術で明らかな変化が見られない
- 慢性症状:5〜6回の施術で明らかな変化が見られない
このような場合、率直にお伝えいたします。「これ以上当院での施術を続けても、お金と時間に見合う変化は見込みにくい」ということを、ごまかさずにお話しします。
そして、症状に応じて適切な医療機関をご紹介します。場合によっては紹介状の作成も行います。
お金を取り続けるよりも、あなたの症状にとって最善の道を見つけていただくほうが、私たちにとっても、業界全体にとっても、正しい姿勢だと信じているからです。
お問い合わせの前に
LINEでお問い合わせいただく際、以下の情報をお知らせいただけると、対応可能かどうかをスムーズに判断いたします。
- 症状の発症時期(いつから)
- 主な症状(何が、どこに、どう)
- これまでに受診した医療機関と診断名
- 現在の服薬・治療内容
対応外と判断した場合、率直にお伝えします。お役に立てない場合のご来院・お問い合わせも、誠実に対応させていただきます。