16年ぶりに、開院時間を変えました
お知らせ
開業してから16年、当院の開院時間は一度も変わっていませんでした。このたび、次のように変更しています。
保険施術終了のお知らせはこちら
新しい開院時間
- 月・木・金 9:00〜19:30
- 水・日・祝 9:00〜12:00
- 土 9:00〜17:00
- 火 定休日
昼休憩 12:00〜13:00(全営業日共通)/最終受付は各終了の30分前
一番大きな変更は、火曜日を定休日にしたことです。16年間、決まった休みを作らずにやってきたので、これは自分にとって小さくない決断でした。
予約は、むしろ取りやすくなります
「休みが増えるなら、ますます予約が取れないのでは」と思われるかもしれません。実は逆です。
種明かしをすると、当院はこれまで1時間に1枠しか予約を取らない仕組みでした。だからいつも「ほぼ満員」に見えていたのですが、保険施術の場合は実際の施術が30分ほどで終わることも多く、残りの時間はゆとりとして空けていました。
現在、30分枠も作れるよう予約システムの改修を進めています。短時間のメンテナンスで通いたい方は30分枠、じっくり診てほしい方は従来の枠、と選べるようになります。現在の料金の「時短・メンテナンス(30分・3,300円)」は、この30分枠に対応するメニューです。営業日は減りますが、受け入れられる枠はむしろ増える計算です。準備が整い次第、LINEでお知らせします。
せっかくの機会なので、なぜ時間を変えたのかも正直に書いておこうと思います。
理由その1:家族が増えます
この夏の終わりから秋にかけて、我が家に子どもが生まれます。
生活が大きく変わることは間違いありません。そして正直に言えば、体力面の不安もあります。一日施術をして体力ゼロで帰宅して、そこから家族の時間——というのは、現実問題としてきついだろうと思っています。
患者さんに向き合う時間の質を落とさないためにも、自分の生活と体力に、はじめてきちんと「休み」を組み込むことにしました。
理由その2:火曜日は、学びの日にします
火曜日を選んだのには理由があります。同じ勉強会に参加している先生方に、火曜休みの方が多いのです。定休日を合わせることで、集まって勉強会をしやすくなります。
休みを「休むだけの日」にせず、施術の質を上げるための日としても使っていくつもりです。
正直に言うと、休むのは怖かった
ここからは少し個人的な話です。
16年間休みを固定してこなかったのは、忙しさだけが理由ではありません。「休むと手の感覚が落ちるのではないか」という怖さが、ずっとどこかにありました。手技を仕事にしている人間なら、わかっていただける感覚かもしれません。
その不安を払拭するために、私がやってきたのが研究です。施術の効果を実験で確かめてエビデンスを取り、学会や論文で発表する。感覚ももちろん大事にしながら、「誰がやっても、いつやっても、同じ結果が出る手法」の修練を積み重ねてきました。
お灸が終わっても、血流は上がり続けていた
ひとつ例を挙げます。当院で行っている箱灸(はこきゅう)について筋肉の血流を測定したところ、お灸が終わって皮膚の温かさが下がっていっても、筋肉の血流は上がり続けているという結果が得られています。「温かくて気持ちいい」で終わらせず、身体の中で何が起きているかを数字で確かめる。こういう積み重ねです。
超音波治療も同じ考え方です。同じ機材を同じ設定で使えば、誰が当てても身体に届く刺激は同じになります。術者の調子に左右されない部分を土台に置き、その上に手の技術を乗せる——これが私の言う「再現性」です。
再現性のある技術は、体調や勘に左右されにくい技術です。16年かけてそれを積み上げてきた今だから、「休んでも施術の質は落とさない」と自分に言えるようになりました。むしろ、しっかり休んで整った状態で施術に立つほうが、患者さんのためになると考えています。
最後に
開院時間の変更で、ご不便をおかけする方もいらっしゃると思います。申し訳ありません。
その分、開けている時間は今まで以上に集中して、お一人おひとりに向き合います。ご予約・お問い合わせは、LINEからお気軽にどうぞ。
湯浅町 安藤鍼灸院・接骨院