鍼灸(針灸・はりきゅう)治療
鍼(針・はり)について
当院は主に使い捨ての鍼(はり)を使用しています。
一部、繰り返し使う鍼もありますが、病院と同じ手法で完全に菌をなくした(滅菌)後、使用しています。
※厳重に滅菌処理をしておりますが、不安な方はその都度お問い合わせ下さい。
また使う鍼の太さは様々ですが、主に0.10mm?0.25mmで髪の毛程度の細さです。
打たれた時の痛みを感じないという方がほとんどです。
※打たれた時に痛みがある場合は直ぐに治療者にお伝え下ださい。
鍼灸治療は痛いほうが効くというものではありません!
鍼にも種類があり、体に刺さない鍼もあります。
ツボに押し当てたり、皮膚表面を摩ったりして使用します。
主に小児はりで使うのは、このような刺さない鍼を使用します。
お灸(やいと)について
当院で行なうお灸は昔ながらのもぐさを直接手でひねって行います。
患者さんの状態に合わせて、ひねり方を変えて温度を調節します。
家庭用の「せんねん灸」など、貼り付けて火をつけるだけの簡易灸は熱の調節が難しいので行ないません。
昔ながらの痕のつく、熱いお灸をすることもあれば、
痕のつかない、ほんのり温かいお灸などと、色々な種類があります。
※症状に合わせて熱の入れ方を変えます。
本当は温かい気持ち良いお灸だけで治療したいですが、
症状によっては患者さんに同意を得て熱いお灸をする事があります。
無論嫌がる人に強要することはありません。
熱いお灸をすえる際に、少しでも熱を抑える為の道具。
痕を残さないで、気持ちの良いお灸をする為の道具。
また子供でも受けれる『温かくて』、『気持ちのいい』お灸もあります。
お灸と一口に言っても色々な種類と道具を取り揃えています。
左から昔ながらのお灸と痕を残さない為の道具達。
変わった形ですが2つ目のもお灸で、温かくて気持ちい温灸器。
一番最後は、子供でも受けれる『温かくて』、『気持ちいい』お灸の箱灸。
肩こり・腰痛・神経痛だけじゃない!WHOによる鍼灸適応疾患
一般に、鍼灸療法は肩こり,腰痛、神経痛ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。 WHO(世界保健機関)が鍼灸治療を有効としたものは↓のようなものがあります。
すごく沢山あって意外かもしれませんね。
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善